[Q4]社長一人のクライアントもいますか?
[A4]います。し、いました。
士業の先生や、社長お一人の会社の場合、あるいは、実質的に社長お一人(他のスタッフは製造や販売)の場合、悩みに悩んで、ご相談なされます。ぶっちゃけ、
- 現場で使うマーケティング、教えてよ
- 営業戦略、教えてよ
ということです。ほぼ100%が筆者の人となりを(著書やメルマガ等で)知ってから連絡して下さるようです。
[Q5]社長一人の企業にコンサルティングは必要ですか?
[A5]必要ありません
と書くと(コンサルタントの皆様から)叱られそうですが、現状維持の経営でしたら、必要ありません。しかしながら、
営業社員を増やして、自社を大きくしたい
ということでしたら、ふくらんでいく営業部門を管理し、社長の右腕を育てて、会社を成長させるために、コンサルティングがお役に立つでしょう。
[Q6]社長一人の企業にもコンサルティングは効果的ですか?
[A6]企業とはいえども、一人の活動には限界がありますから、社長ご自身の能力とは全く関係なく、
「これ以上はムリだ」
と判断する場面に必ず遭遇します。フローにしてみると、
- 売上が無いんじゃなくて、顧客がいなかったことに気づく
- 顧客を増やそう(=新規営業しよう)と決意する
- 新規の仕事が入ってくる(新規客が増える)
- 既存客からも仕事が入ってくる(顧客が維持される)
- 実務に忙殺される(新規営業している場合じゃなくなる)
- 新規営業できなくなる(顧客が増えなくなる=頭打ち)
- 顧客数は、少数のまま推移(新規営業の決意もにぶる頃)
- 実務に忙殺されているうちに、いずれは顧客数が減少(既存顧客は減る一方)
- ふりだし(現状)へ戻る
と、いずれは、ふりだしへ戻るんだったら、最初からコンサルティングは必要ありませんよね?ムダに資金を使わずに済みますし。
確かに、ふりだしへ戻るけれど、接触営業戦略を会得してしまえば、無理なく営業活動し続けられますから、いずれにしても、一年後には、コンサルティングが必要なくなります。(お一人なら一年間で充分です)
新規の営業は、コツコツやっていれば、必ずや顧客は増えますが、その反面、何らかの事情で、顧客数は絶対に減っていきますので、もしも、社長お一人とコンサルティング契約を結ぶに至ったとしても
一年間で、社長の個人技として、接触営業戦略を体得するか
あるいは、いずれは現状に戻るのですから、
コンサルティングの依頼は無用
どちらにしますか?という判断になります。もちろん、どちらを選ぶのも自由です。