辞める可能性の低い営業マンに顧客を任せる戦略

営業戦略


短期探索営業戦略[7] 辞める可能性の低い営業マンに顧客を任せる短期探索営業戦略

短期探索営業戦略にも取り入れられているKSF(Key Factor for Success.事業を成功させる要因)の三つ目が、

辞める可能性の低い人材に顧客を任せる

こと。もちろん、顧客を維持するのみならず、深耕できる社員であることは言うまでもありません。会社の無形財産である顧客を手放すなんて以ての外。辞める可能性の低い人材ということは、顧客にとって、

いつまでも会社の顔であり続ける人材

です。たとえ担当営業が替わっても「あの○○さんがいる会社だから、買う」と顧客に言わしめる人物。それが、一般的には、辞めるはずのない、社長(特に創業社長)や経営陣です。だから、辞める可能性の低い

経営陣がトップセールス

に、なりやすいのです。
経営陣がトップセールスであり続けると、皮肉なことに、売上は伸びなくなるというデータがありましたね?よって、

売上を伸ばすには、社員を伸ばすこと

です。では、どのように、社員を伸ばせばいいのでしょう?その秘密を解き明かすために、そもそもトップセールスたち(特に創業者)は、どのように営業活動してきたのでしょう?探索営業のように、商品を売ってきた?もちろんです。必死になって、顧客を探し、商品を売ってきたことでしょう。しかし、短期探索営業戦略は、

将が士へ布く戦略であって、将みずからが動く戦略では

ありません。将は、短期で、辞められません、将が辞める時は、会社が無くなる時か、経営を譲る時です。トップセールスたる将の営業戦略が、短期戦略ではなかったとすると、長期戦略、つまり、商品を売るのみならず、自分や、会社を売ってきたということになります。

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