丼鉢タイプのうどんは具・つゆ・形の三分類
どんぶりタイプのうどんは、具とスープと麺の形状の三つに分類され(皿タイプを除く)、三種類の組み合わせで、名物うどんは数あれど、30を超えるご当地うどんが、覇を競っています。- 具/きつね、揚げ玉、天ぷら、卵、ワカメ、おかめ(五目、しっぽく)他
- つゆ/だし(関東、関西、讃岐)、しょうゆ(濃口・淡口)、味噌、カレー他
- かたち/太さ、長さ、断面、形状(ひもかわ、きしめん、ちぢれ、一本)他
麺の形状に決まり無し
麺の形のグレーゾーンは広く- ほうとう
- そうめん
- 切麦
- すいとん
- 耳うどん
- だんご汁
- はっと
- かっけ
- 小麦粉に水を加え練り上げた後製麺したもの
- または、製麺した後加工したもの
イタリアのパスタも、うどん
パスタの特徴は、30種類を超えるソースとの相性。ソースやスープに合う形状のパスタがあるということは、日本のように、先ず麺ありきではなく、完成品の料理ありきの発想なのでしょう。料理ありきの麺とは、- 生クリームのような、濃厚なソースに合う平麺、フェットチーネ
- 冷製専用の極細麺、カッペリーニ
- 日本のうどん玉のように、何にでも合う万能選手の、スパゲッティ
- グラタンにおけるマカロニ
- ラザニアにおけるラザーニェ
- ペペロンチーノ
- カルボナーレ
- ペスカトーレ
- アラビアータ
- コルレオーネ
- ジェノヴェーゼ
- ランボルギーニ
- フェラーリ
- ボンゴレ
パスタは、皿盛りだから、どんぶり鉢のうどんの参考にならないって?パスタのような皿(ディッシュ)料理と、うどんのような丼鉢(ボール)料理を一緒くたにするなって?
大丈夫。麺鉢は、麺皿を兼ねます(大は小を兼ねる)ので、むしろ、うどんの許容量からすれば、皿よりも、深さがある、どんぶり鉢が有利です。
しかも、市販の業務用ではなく、ご当地の焼き物と連携して、ご当地うどん用の丼鉢と、専用の箸を製作。且つ、販売しましょう。一応、34道府県それぞれに、陶磁器製造工場が登録されていますので。
もちろん、うどんキャラクターも作れます(器にプリントできます)うつわまで、商売の品物にできるわけです。(続く)