日本で市販されている「うどんつゆ」を大分類すると、麺つゆ、白だし、カレー、味噌の4つ。
つゆで分けるというよりも、だし(鰹節、いりこ、昆布etc.)で分類するほうが、東西に長い日本列島それぞれの特徴に合っていて的を射ているかも知れませんが、博多うどんはアゴだし等の各論はサテ置き、総論部分を直截的にいうと、
- 濃口しょうゆの関東風
- 淡口しょうゆの関西風
- カレーうどん
- 味噌(煮込み)うどん
逆にいえば、この4つで戦うとしたら、沢山、どこにでも、絶対に、競合他店がひしめいているということ。
カレーうどんでいえば、カレーうどんの頂点に立つ(有名店になる)のは至難ということ。ぶっちゃけ
「カレーうどん専門店を開きたい?おたくの売りは何なのよ?」
ということ。
それでも(家庭で作れる)「カレーうどんで戦う」というのでしたら、どうぞご自由に~ということで、
こりゃもう、5つ目のうどんつゆ、うどんソースを開発するしかありますまい?
うどんとパスタの、つゆ(ソース)の数を比べてみると、
パスタは、30ソース vs うどんは、4つゆ
ですから、メニューの数が、圧倒的に異なることが分かるでしょう。
パスタと比較してみて(和食に内向せず、洋食と比較することで)、はじめて浮き彫りになることですよね。これも、調査分析の、分析。
まとめると、うどんの「つゆ」を(何種類も)開発しましょうね~ということ。
どうやって?
ボロネーゼ(ミートソース)という異業種から学ぶとすれば?
にんにくを効かせた肉味噌うどんが考えられますよね?
あっ!そりゃ、じゃじゃ麺(盛岡三大麺)じゃ。
じゃじゃ麺を食べた個人的な感想は、食べ疲れる一皿。あの生ニンニクの刺激が強烈。けれども、また食べたくなる中毒性あり。
ひねくれ者の筆者による、ご当地うどんの新商品開発が、全国的にファンが多い盛岡名物の「じゃじゃ麺」に行きついたということは、開発の方向性は、正しいと仮説立てられますので、この方向性(パスタに学ぶうどん)のまま進めるとして、本稿における、ご当地うどんの商品開発の方向性は、ソースの開発 = 相性が良い麺の開発 = ご当地うどん名。
麺は、ソースとの絡みが良いショート・パスタの中でも、ロレッテ(車輪)やフジッリ(らせん)のような形状を、うどん化できれば、味的にも、視覚(パブネタ)的にも、もはや、うどん革命。
賛否両論、巻き起こるでしょうな(笑)。くちコミがメディアを呼ぶでしょう。
伝統的に、縄のように綯う(なう)、縒り(より)かけ熟成の工程がありますから、少なくとも、らせん状は、不可能じゃないと思いますが、ね。
いずれにしても、うどんの弱点は、これ(鰻のようになめらかなので、ツユやタレが絡みにくい)
この弱点を、強みに変える麺開発です。
では、カルボから学ぶとすれば?
このように、太い細いといった麺で差別化するのではなく、料理で差別化する。
〇〇名物や、〇〇三大麺になる、ご当地うどんを開発する方向性です。
たとえば、先の盛岡名物でしたら、盛岡うどんではなく、じゃじゃ麺なところが、盛岡市民の、すごいところですよね。
わんこそばと、盛岡冷麺と合せて、盛岡三大麺として全国に名を馳せています。
そんな(〇〇X大料理が、全部、全国区な)地方都市、他に、あります?
もし(ありきたりに)盛岡うどんや、岩手うどんと命名していたら、全国区になったでしょうか(先ずは地元の皆様に、愛されたでしょうか
はたまた(本編に登場した)ネーミングを変えるのも面白し。
たとえば、乾麺の「ひもかわ」は、生麺の「きしめん」のこと。
それを群馬県では「おっきりこみ」という名で全国区にしようと頑張ってます
うどんとパスタの、つゆ(ソース)の数を比べてみると、
パスタは、30ソース vs うどんは、4つゆ
ですから、メニューの数が、圧倒的に異なることが分かるでしょう。
パスタと比較してみて(和食に内向せず、洋食と比較することで)、はじめて浮き彫りになることですよね。これも、調査分析の、分析。
まとめると、うどんの「つゆ」を(何種類も)開発しましょうね~ということ。
どうやって?
ボロネーゼ(ミートソース)という異業種から学ぶとすれば?
にんにくを効かせた肉味噌うどんが考えられますよね?
あっ!そりゃ、じゃじゃ麺(盛岡三大麺)じゃ。
じゃじゃ麺を食べた個人的な感想は、食べ疲れる一皿。あの生ニンニクの刺激が強烈。けれども、また食べたくなる中毒性あり。
ひねくれ者の筆者による、ご当地うどんの新商品開発が、全国的にファンが多い盛岡名物の「じゃじゃ麺」に行きついたということは、開発の方向性は、正しいと仮説立てられますので、この方向性(パスタに学ぶうどん)のまま進めるとして、本稿における、ご当地うどんの商品開発の方向性は、ソースの開発 = 相性が良い麺の開発 = ご当地うどん名。
麺は、ソースとの絡みが良いショート・パスタの中でも、ロレッテ(車輪)やフジッリ(らせん)のような形状を、うどん化できれば、味的にも、視覚(パブネタ)的にも、もはや、うどん革命。
賛否両論、巻き起こるでしょうな(笑)。くちコミがメディアを呼ぶでしょう。
伝統的に、縄のように綯う(なう)、縒り(より)かけ熟成の工程がありますから、少なくとも、らせん状は、不可能じゃないと思いますが、ね。
いずれにしても、うどんの弱点は、これ(鰻のようになめらかなので、ツユやタレが絡みにくい)
この弱点を、強みに変える麺開発です。
では、カルボから学ぶとすれば?
- チーズたっぶりで、
- 濃厚な生クリーム仕立ての出汁、あるいはソース(差別化するために和風)
- 卵の黄身を突き崩して食べる
- シンプルながらもリピートしたくなるうどん。
このように、太い細いといった麺で差別化するのではなく、料理で差別化する。
〇〇名物や、〇〇三大麺になる、ご当地うどんを開発する方向性です。
たとえば、先の盛岡名物でしたら、盛岡うどんではなく、じゃじゃ麺なところが、盛岡市民の、すごいところですよね。
わんこそばと、盛岡冷麺と合せて、盛岡三大麺として全国に名を馳せています。
そんな(〇〇X大料理が、全部、全国区な)地方都市、他に、あります?
もし(ありきたりに)盛岡うどんや、岩手うどんと命名していたら、全国区になったでしょうか(先ずは地元の皆様に、愛されたでしょうか
はたまた(本編に登場した)ネーミングを変えるのも面白し。
たとえば、乾麺の「ひもかわ」は、生麺の「きしめん」のこと。
それを群馬県では「おっきりこみ」という名で全国区にしようと頑張ってます
- 乾麺か?
- 生麺か?
で名称を変えるなんて、良くいえば、ユニーク。悪くいえば、紛らわしいのですが(笑)
ネーミングの発想としては、何故そうなったのか?由緒(いわれ)や理由づけになって、価値を帯びますよね。
きしめん屋さんのお土産として、ひもかわを販売できますし(売上相乗効果)
そう考えると、まだ乾麺になっていない生麺(つつけ、はっと)を乾麺にする開発が、売上アップに貢献します。
もちろん、用途提案も。かっけで作るグラタンとか、ラザニアとか、ワンタンとか。マカロニで作るばかりがグラタンじゃありませんので。
しめくくりに一言。
ご当地うどんという「麺」で勝負するのは結構ですが、うどんには、麺と料理、二つの意味があります。
人は、麺が食べたいんじゃない、麺を使った料理が食べたいんだ…ということです。
ネーミングの発想としては、何故そうなったのか?由緒(いわれ)や理由づけになって、価値を帯びますよね。
きしめん屋さんのお土産として、ひもかわを販売できますし(売上相乗効果)
そう考えると、まだ乾麺になっていない生麺(つつけ、はっと)を乾麺にする開発が、売上アップに貢献します。
もちろん、用途提案も。かっけで作るグラタンとか、ラザニアとか、ワンタンとか。マカロニで作るばかりがグラタンじゃありませんので。
しめくくりに一言。
ご当地うどんという「麺」で勝負するのは結構ですが、うどんには、麺と料理、二つの意味があります。
人は、麺が食べたいんじゃない、麺を使った料理が食べたいんだ…ということです。