ビジネスホンを販売している社員15名の中小企業は、電話機を、企業の購買部や、総務部へ販売していましたが、ライバル会社も同じように(テレアポや飛び込みで電話機を売る)営業活動していますから、なかなか売れません。
そこで、営業戦略長期接触を開発したインターアクティブ代表の小笠原と一緒に、価値戦略の見直しから始めました。
討議を重ね、電話機を電話機として売るのではなく、新規客の増客ツールとして売る作戦を立て、
- 企業の購買部や総務部ではなく、営業部へアプローチし(社内の人脈を確保し)
- 社内の決裁者(や経営者)を紹介してもらう
という営業戦略を採ったところ大当たり。なにせ、そんな価値戦略や営業戦略でセールスしているライバル会社は一社もありませんから、地域独占、独り勝ち状態。
電話機のみならず、営業ノウハウまでも教えてくれる価値が付加されているため、購入する企業の決裁者としては、付加価値の高い、この販売会社から買う仕組み。現在は、戦略の第二弾として、
・電話機をクレームの処理のツールとして、お客様窓口へ売り、そこから決裁者へつなげてもらう
という価値戦略+営業戦略も取り入れています。