広告代理店の営業戦略の事例

ケーススタディ

 

営業戦略の事例 

ある広告代理店の営業局長に、

「部下の営業マン達を育てよ。育てられなければ、部下なしの局長待遇職にする」

との社命が下りました。高給な管理職の人件費は、削りたいのが企業の本音。

飛び込みで600万円の広告を契約してくる局長個人の成績は優秀でしたが、組織として、営業部の成績は伸び悩んでいました。

優秀な営業マンである彼の営業ノウハウ『笑顔で多訪問』『断られてからが勝負』『お客様第一』を、分りやすく具体的に教えられなかったのでした。

セールスとマネジメントは似て非なるもの(自分が営業できることと、部下に営業を教えることは別)であることに気づいた局長は、誰にでも分る体系的な営業戦略を探し回った末、接触営業戦略にたどり着きました。

接触営業戦略が、自分の営業スタイルと異なることは分っていましたが、マネジメントできる上長でなければ、部下を預かる立場がありません。

そこで、接触営業戦略を取り入れるために、付加価値マーケティングを開発したインターアクティブ代表の小笠原を招き、試験的に3人のマーケティングチームを結成したところ、チームの売上だけは倍に伸びました。現在、営業局全体へ広げるべく取り組んでいます。

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