マーケティングを漢字一文字にするとしたら「新」

おもしろマーケティング

チョコレート
毎年、年末になると、今年の漢字が発表されます。
そこで、マーケティングを漢字一文字にするとしたら、何が当てはまるか、ちょっと遊んでみましょう。
どこのコンビニにも置いてあるチョコレートや、缶コーヒーや、カップヌードルを観察してみると、それぞれ、感心するほど用途提案されていて、たとえば、ロッテのガーナ・チョコレートの切り口は、
「ガーナ・チョコレートを食べよう」
ではなく、
「ガーナチョコレートを使ってスイーツを作ろう」
でした。
スイーツの例として、チョコレート・フォンデュの作り方を、サイトに公開していました。
プレミアム(景品)と連動させたキャンペーンにしているところも、お見事。
商品のガーナ・チョコレートを、そのまま食べようと、使って何かを作ろうと、ガーナ・チョコレートが売れればいいわけですから、ロッテは、マーケティングの発想が豊かで、実行力のある企業です。
つまり、商品そのものを、
「食べよう」
ではなく、
「作ろう」 という用途提案が成り立つわけです。切り口を変えるわけですね。
「食べる人と、買う人は、別であってもいい。食べるばかりがチョコレートじゃない、作るのもチョコレート」 ということ。
「別に、板チョコであれば、ガーナ・チョコレートでなくてもエーやん」 という反論もあるでしょう。
確かに、お客さんにとっては、その通りですし、用途提案しなくても、ますます売れるようでしたら、それでいいでしょう。
黙っていても、ますます売れるようなら、ね。
つねに新しい価値を創造する、マーケティングに携わる人たちにとって、ライバルと同じで良いという業界横並びの発想は、マーケティングの不要を意味します。
新しきを生み出すマーケティングは、無用の長物ということです。
もっと新しい売上高 もっと新しい商品 もっと新しい売り方 もっと新しい価値 を創造するのがマーケティングです。
すべて、新しいことばかり。道なき道を切り拓くのがマーケティング。
マーケティングを、漢字一文字にするとしたら

と筆者は大書墨書します。あなたなら?

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