3-Win-Sales(スリー・ウィン・セールス)とは、売る側と、買う側と、関係者の三者が得する
こと。近江商人の三方良しです。これだけでは分かりづらいでしょうから、 新規の営業を例に取りましょうか。 電話でアポイントを断っているにもかかわらず、ご挨拶などと口実を設けて、筆者の許へ売りこみに来る営業マンが、さも当然のように、商品パンフレットを置いて帰ろうとするたび、- 「パンフレットを置いていっても、無駄になるから、他で使ったらどうかしらん?」と薦めます。
- 「は?」 とばかりに、キョトンとした顔で、不得要領のままパンフレットを引っ込めるのはマシなほうで、中には、
- 「いえいえ。どうぞ、どうぞ」 と、ムリヤリ置いて帰ろうとする営業マンもいます。そういう営業マンには、質問を重ねます。
- 「キミが置いていこうとしているパンフレットを一冊作るのに、いくらかかるか知ってる?」大体が答えられずに
- 「さあ…?」と首を傾げます。(あなたの会社の営業マンはどうですか?試しに訊いてみよう!)
- 「じゃあ、訊くけど、このパンフレットを作るお金は、誰が払ったの?」
- 「会社です」
- 「このパンフレット、キミが帰ってから、私は、ジックリ読むと思う?」
- 「・・・・・・」
- 「キミが帰ったら、ゴミ箱行きになるの、知ってる?」
- 「え!」
- 「キミは、会社に損させるために働いているの?」
- 「いいえ(キッパリ)」
これで、100%、持って帰ります(笑)
反対に、この道何年の優秀な営業マンに限って、