マーケティングとは?一言で短くいうと市場導入
ここ数年(2010年あたりから?)マーケティングを一言でいうと、
売れる仕組みを作ること
という、定義(?)を散見するようになりました。
それ(売れる仕組みを作ること)でピーンと来る皆様には良いでしょうけれど、具体的でななければ理解できない筆者は、
「売れる仕組み?どうやって作るの?まさか、流通のこと?それとも、販売チャネルの開拓?」
と、大混乱してしまいます。その「売れる仕組み」なるものは、
- どういう仕組み?図解は?
- フレームワークや体系は?
- その仕組みの作り方は?どうやって作るの?
まで言及されていれば、分かりやすいのですが、いかがです?
マーケティングとは、売れる仕組みを作ること
と解説されて、
「おお!そうか!なるほど!それがマーケティングだ」
と、ピンと来ますか?(くるなら、イーんですよ)
しかも、日本語訳の単語や、熟語ではなく、11文字の文章です。さすれば、その「売れる仕組みを作ること」とは、
- 定義なのか
- 一言の和訳なのか
どっちでしょう?
ご存じの方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。m( _ _ )m
ついでに、売れる仕組みの作り方、フレームワーク、図解、体系図も、教えて頂ければ、このページに載せて紹介いたします。
その仕組み(structure,workings)を取り入れた具体例があれば、読者の皆さんにとってです。ぜひ、具体例をお寄せください。
僭越ながら筆者に理解できる売れる仕組みとは、
- 製販在の流通(マーケティング4P'sでいうところのプレイス)
- アム〇ェイのディストリビューター制(小売店展開ではなく)
- 保険の生保レディ
- オフィス○リコ(富山の薬売り)
等々が、売れる仕組みに相当すると思います。マーケティングの中の、流通開発です。ちなみに、
マーケティングの定義は10以上
ありまして、マーケティングの和訳を、
- 売買
- 取引
と訳している辞書もありますが、ほとんどの英和辞書が、一言ではなく、定義を載せています。
そこで、英語に敬意を表し、名詞のmarket(マーケット)を日本語化すると、
市場
の二文字になります。自動詞ならば、
- 市場で売る
- 市場に出す
他動詞ならば、
- 売り込む
- 市場で売る
使い方としては、
market products to the Japan(商品を日本に売り込む)
のような感じ。英和辞書によると。
しかし、ingが付くmarketing(マーケティング)となると、- 進行形の動詞
- 形容詞
- 名詞
の、いずれかになりますので、まず、1の動詞(進行形)では、
(現在)市場進行中
となり、日本語として意味不明なので(笑)、訳として成り立ちませんよね?
次に、2の形容詞ですと市場へ出すような
市場に出すこと
市場導入
の四文字がマーケティングを邦訳した一言になることが、お分かりになるでしょう。
しかし、市場導入は、現実のマーケティング活動の中で、
市場へデビューさせる通過点
に過ぎませんので(導入後にプロモーションが待っています)、現場のマーケティング活動を、短く、まとめようとすると、文章を用いた定義になるのは致し方のかも知れません。それだけ、marketingを、一言にするのは、難しい
ので、一言の邦訳は見当つけにくいのでしょう。しかし、マーケティングの仕事に携わる者ならば、
- ありませんでした
- できませんでした
- わかりませんでした
が禁句であることは周知。マーケティングの現場では、可能性ゼロじゃ済まされないことくらい、誰でも知っています。そこで、拙作の下図をもとに、
無理やりにでもMarketingを一言の日本語にすると、
市場導入か、事業拡大
になります。なぜなら、もっと売れる商品を増やして、もっと売れるようにするために、つまり、事業を拡大するために、
- マーケティング部を作ったり、
- 新商品を開発したり、
- 一生懸命に売ったり