景気がいいとは?どんな意味?「時勢を読む基本の景気と経済」1/7 

マーケティングと経済

景気がいいとは?どんな意味?

景気がいい(良い・好い)とは?

短く、わずか一行、三種類で解説しますと、

  1. 一言でいえば、カネ回りが良いこと。
  2. 二言でいえば、ジャンジャンお金が入ってきて、ジャンジャン出ていくこと。
  3. 三言でいえば、入金が増え、経済的に豊かになり、精神的にも豊かになること。

具体的には、財布の中身を気にせず、特上を食べて、幸せに浸れること。

並や上で我慢していた寿司とか、うな重とか、焼肉とか。

食べるにしても、買うにしても、お金を払いますね?

お金を払うには、払うよりも先に、お金が入ってこなければ、払えませんな?これが、1~3の、

  1. カネ回りが良いこと、
  2. お金が入ってきて、出ていくこと、
  3. 経済的かつ精神的に豊かになること

です。シンプルでしょう?

個人も法人も一緒で、製造業(メーカー)の経営者に例えると、

  • 売上が伸びて、
  • 生産設備を増やして、
  • 人を雇って、
  • 製品を量産して
  • どんどん出荷し、
  • ますます売り上げ、
  • もっともっと儲かる

こと。勤め人に例えると、給料が増えて、ボーナスも増えて、欲しかったアレを買えて、満足感が高まること。いいことづくめです。お分かりになりましたね?

3つに共通している条件はカネ

です。景気は、経済活動ですからね。これまで、並か、上に甘んじていた、

  • うな重や、
  • 焼肉や、
  • 寿司

を、財布の中身を気にせず、高額なネタのみ、何人前も食べて、幸せを感じられること。食べ物ばかりじゃありません、衣食住すべて。

発想が貧しい例かもしれませんが(笑)、小さな幸せを感じられる機会は、日々の食事ですからね。

大きな幸せを感じる機会となると、年に一度もありませんので。

食べものではなく、正確に、抽象的にいえば、わかにりくくなりますが、現時点よりも、

質量ともに多く得られる

こと。たとえば、

  • 売上 =企業収益、
  • 設備 =設備投資、
  • 雇用 =求人

は、景気と連動しますので、好景気になれば増え、不景気になれば減ります。

個人に例えるなら、

給料が増え、家を買い、結婚できる

ようなものです。

反対に、景気が悪いと、財布にお金がありませんので、うな重の特上どころか、

  • 満足にランチも食べられず、
  • ひもじさに悲しくなり、
  • 先行き不安になって、
  • 財布の紐を締める
  • 買い控える
  • 商品が売れなくなる
  • 企業の利益が伸びない
  • 給料が上がらない
  • 財布にお金がない
  • 昼飯さえ食えない

悪循環。商品が売れないから

  1. 値段を下げる
  2. 企業の利益が伸びない
  3. 給料が上がらない
  4. 不景気になる

悪循環。これが、

デフレ(物価下落)スパイラル

です。たとえ、好景気であっても、給料ではなく、ボーナス(一時金)のみ増えるとなると、家のローンは組めませんよね。結婚はおろか、子供も増やしにくい。

え?

好景気なら、給料は増えるって?

稿を改めて解説しますが、景気がいいからといって、給料が増える保証は、ありません。

給料が増えなければ、景気が悪いのと一緒

景気が悪いと、

  1. カネ回りが悪くなる
  2. お金が入ってこないから、出ていきようがなくなる
  3. 入金が減り、経済的に貧しくになり、精神的にも暗くなる
最悪ですよね(苦笑) 
でも、ご安心あれ↓

景気がいいのに実感できない理由「時勢を読む基本の景気と経済」2/7 
へ続く

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