景気がいいとは?どんな意味?
景気がいい(良い・好い)とは?
短く、わずか一行、三種類で解説しますと、
- 一言でいえば、カネ回りが良いこと。
- 二言でいえば、ジャンジャンお金が入ってきて、ジャンジャン出ていくこと。
- 三言でいえば、入金が増え、経済的に豊かになり、精神的にも豊かになること。
具体的には、財布の中身を気にせず、特上を食べて、幸せに浸れること。
並や上で我慢していた寿司とか、うな重とか、焼肉とか。
食べるにしても、買うにしても、お金を払いますね?
お金を払うには、払うよりも先に、お金が入ってこなければ、払えませんな?これが、1~3の、
- カネ回りが良いこと、
- お金が入ってきて、出ていくこと、
- 経済的かつ精神的に豊かになること
です。シンプルでしょう?
個人も法人も一緒で、製造業(メーカー)の経営者に例えると、
- 売上が伸びて、
- 生産設備を増やして、
- 人を雇って、
- 製品を量産して
- どんどん出荷し、
- ますます売り上げ、
- もっともっと儲かる
こと。勤め人に例えると、給料が増えて、ボーナスも増えて、欲しかったアレを買えて、満足感が高まること。いいことづくめです。お分かりになりましたね?
3つに共通している条件はカネ
です。景気は、経済活動ですからね。これまで、並か、上に甘んじていた、
- うな重や、
- 焼肉や、
- 寿司
を、財布の中身を気にせず、高額なネタのみ、何人前も食べて、幸せを感じられること。食べ物ばかりじゃありません、衣食住すべて。
発想が貧しい例かもしれませんが(笑)、小さな幸せを感じられる機会は、日々の食事ですからね。
大きな幸せを感じる機会となると、年に一度もありませんので。
食べものではなく、正確に、抽象的にいえば、わかにりくくなりますが、現時点よりも、
質量ともに多く得られる
こと。たとえば、
- 売上 =企業収益、
- 設備 =設備投資、
- 雇用 =求人
は、景気と連動しますので、好景気になれば増え、不景気になれば減ります。
個人に例えるなら、
給料が増え、家を買い、結婚できる
ようなものです。
反対に、景気が悪いと、財布にお金がありませんので、うな重の特上どころか、
- 満足にランチも食べられず、
- ひもじさに悲しくなり、
- 先行き不安になって、
- 財布の紐を締める
- 買い控える
- 商品が売れなくなる
- 企業の利益が伸びない
- 給料が上がらない
- 財布にお金がない
- 昼飯さえ食えない
悪循環。商品が売れないから
- 値段を下げる
- 企業の利益が伸びない
- 給料が上がらない
- 不景気になる
悪循環。これが、
デフレ(物価下落)スパイラル
です。たとえ、好景気であっても、給料ではなく、ボーナス(一時金)のみ増えるとなると、家のローンは組めませんよね。結婚はおろか、子供も増やしにくい。
え?
好景気なら、給料は増えるって?
稿を改めて解説しますが、景気がいいからといって、給料が増える保証は、ありません。
給料が増えなければ、景気が悪いのと一緒
景気が悪いと、
- カネ回りが悪くなる
- お金が入ってこないから、出ていきようがなくなる
- 入金が減り、経済的に貧しくになり、精神的にも暗くなる