景気がいいとは?どんな意味?「時勢を読む基本の景気と経済」1/7
https://0gasawara.blogspot.com/2020/04/keiki1.html
から続く
経済成長率が年1%台では財布にお金がない悪循環
経済成長率が年1%台では企業の利益が伸びても給料は上がらない
2019年現在、日本は、ただ今、記録的な好景気の状況( = 好況)で、戦後最長を更新中。
6年間も続けて景気が好いそうです、日本。
昨年(2018年)10月、株価が、27年ぶりに、バブル崩壊後の最高値を更新したくらい。
リーマンショックが無かったら、
いざなみ景気と合わせて12年以上も好景気が続いている計算
になります。
いや、実感できない?
そりゃそうですよ、経済成長率が年1%台ですもの。
それと、企業の利益が伸びても、給料は上がらない→財布にお金がない悪循環。
働けど 働けど 我が暮らし 楽にならず
状態です。
企業の利益が伸びれば、給料も上がるハズなんですが、それは
バブル景気以前の論理
で、従業員をコスト視するようになった昨今は、ボーナス(一時金)で利益を還元する代わりに、
給与という毎月の固定費では還元しない
ようになりました。
たとえ、借りてでも支払わなければならない固定費(給与、地代家賃、水光費、減価償却費etc.)は、現金がない時、経営の重荷になります。
社員より派遣。派遣よりアルバイト
だから、固定費を増やさないようにする(社員より派遣。派遣よりアルバイト)
↓
それで、いくら景気が良くても、給料は増えない
↓
なので、好景気を実感できないという流れ
です。
経済成長率は幾ら儲けが増えたか?「時勢を読む基本の景気と経済」3/7
へ続く