営業マンに向いた若い社員を残すのに最適な戦略

営業戦略

短期探索営業戦略[4] 売れる商品ならば営業マンは誰でもいい短期探索営業戦略

先天的にセールスの才能がある人の割合は、何%くらい、いるでしょうか?わかりやすくいえば、平気でナンパできる人です。顧客に対して好き嫌いは無関係なように、ナンパ相手の美醜に好き嫌いは関係ありません。イタリア人のように、ナンパが成功するかどうか?が要点です。イタリア人を引き合いに出していいかどうか分りませんが(笑)見知らぬ相手に、平気でナンパできる人は、筆者が見聞してきた限り、

先天的に営業マンに向いた才能

があり、明るくて、人なつこくて、開けっ広げです。おそらく、十人に一人、いるか?いないか?でしょう。十人に一人の才能に乏しい圧倒的多数は、耐えきれずに、短期間で辞めていきます。それが(飛び込み)営業職の実際です。

  • 今すぐに売れそうなお客さんを探す
  • 今すぐに売上を伸ばす
  • 今すぐに顧客を増やす
  • 増やしたら、顧客を残して、辞めていく
  • 新しい売上と、新しい顧客は、社員へ引き継がれる


会社を支え続けることなく短期で辞めていくのですから、探索活動に最も苦労する探索営業で、

顧客を軸とした分担制

の、既存顧客を、アルバイトではなく、社員に任せる戦略です。顧客にとって、会社の顔は、セールスマンであり、会社の次代の主役は、若き社員ですから、若い社員を伸ばすのに適しています。このように、短期探索営業戦略は、先天的にセールスの才能がある人材を残す目的か、あるいは、セールスマンを補充し続けられる企業に向いた戦略です。(実際、筆者がアルバイト営業したことのあるA社も、数十年間、営業専門のアルバイトを補充し続けています)

アルバイトにはアルバイトの職責が、社員には社員の職責が

あります。このように、アルバイトには既存顧客を引き継がず、会社の未来を託す社員に既存顧客を任せる戦略が、短期探索営業戦略です。

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