誰が呼んだか「マーケティングの神様」
あるいは
「マーケティングの父」
と呼ばれているコトラー教授が唱えたSTP(えすてぃーぴー)というフレームワーク。
- Segmentation(セグメンテーション)
- Targeting(ターゲティング)
- Positioning(ポジショニング)
の3つの頭文字を繋げたところに、いつしかR(Research リサーチ 調査)が付き、
- R-STP分析
- R-STP戦略
- R-STPマーケティング
- R-STP理論
とも言われるようになりました。下に付く日本語のみ変化する傾向はアイーダや4P'sと同じ。その理由は不明ですが、日本人的ですよね。また、
- 4P'sへ流れ「マーケティング プロセス」
- ターゲット マーケティング
とも呼ばれるようになりました。4PではなくMM(Markting Mix)へ流れるとの説もあります。
どんどん複雑に進化しているようですね(笑)
筆者の理解によると、マーケティングのSTPとは、市場を分割し、分割した市場をターゲットに定め、ライバルより有利なポジションで戦うこと。
短くするならば、標的市場を選ぼう(choosing target markets)ということ。
一言にすると、ターゲット・マーケット(marketではなくmarkets。複数形です、コトラー教授いわく)
まとめると「一つ以上のマーケットを選び、ターゲットにして、有利なポジションで戦う」のがSTPと筆者は理解しています。