営業戦略の事例|営業部に営業戦略を伝えられるかどうか?

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 営業戦略の事例_組織を伸ばすマネジメント力


営業部長の個人成績より、組織を伸ばすマネジメント力重視の戦略

ある外資系の中堅企業では、営業部長を高額年俸でヘッドハンティングし、一年間で、営業部門の成績が伸びれば良し、伸びなければ雇用契約を解除して、営業部の成績を伸ばせそうな別の部長をヘッドハンティングしてきます。

営業部長の個人成績は関係ありません、組織全体の成績が優先。

なので、この企業の営業部長はコロコロ変わります。筆者が知る期間内に、定着する営業部長はいませんでした。

たとえ優れた営業マンで、貢献度は高くても、組織を伸ばすマネジメント力に乏しい管理職は、部下を持たない一匹狼(単独営業活動)の管理職待遇にする企業が日本でも増えてきました。

部門長として、自ら戦うのみならず、組織へ、営業戦略を伝えられるかどうか?(将来の役員として迎えられるかどうか)、

はたまた、退職するまで第一線で営業活動し、定年を迎えて去るか?嘱託(非正規)として残るか?の二者択一が、外資系は元より、少なくとも大企業では、迫られる時代になってきたようです。中小企業も、いずれ、そうなることでしょう。

[完]

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